2006年09月25日

花月相聞 '06秋

“猫縁応酬D〔矢子と二健の交換日記の記録〕
2006年09月01日〜20日〆”の最下段のコメント
「2006年09月20日09:11 yaco」から、この記事へ引き続きます。

題は「猫縁応酬」でしたが、
心機一転「花月相聞」と改名しました。
そして、その時期を付け加えました。
コメントで相聞遊びをさせて頂きます。
posted by 二健 at 21:20| 東京 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | 交換日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
矢子様、こんばんは。
引越し、お疲れ様でした。
ウエブ上の星から星へ彷徨って、
とうとう逢瀬に恰好な星にたどり着きました。
まずは旅の疲れを癒しましょう。
器月にお湯を満たしましょう。
芒の垣根を越えて、どうぞお先に。
どうぞ、汗をお流し下さい。

   ∞
  蓄音機ちちろ俯く月模様  矢子
  芒揺れ湯加減のつき合奉行  二健
           ∞

矢子様は、コスモスの草原にある裂け目に落ちたのか、
浮上したのか、分からない渦に飲み込まれた模様です。
サンラの楽団に遭遇したのですね。
そこはやはりコスモスの草原の一部であったようです。
そこ、つまり此処を「矢子の園」と命名致しましょう。

〜二健
Posted by 二健 at 2006年09月26日 00:58

二健様、おはようございます。

ながいような、ながくないような。
みじかいような、みじかくないような
橙色から、漉餡色への、旅路。
大変、お世話になりました。
ありがとうございました。


お言葉に甘えて、お先に。器月へ
向かわせて、頂きます。
溢れる程の、お湯を張った、器月。
すこし、温めの湯加減で
ゆるゆる、ちゃぽちゃぽ。戯れます。

お月様の肩に、首を委ねておりますと
お星様が、ひとつ。

              ☆√

芒の波を越え、二健様のいらっしゃる
方へ、と、落ちていきました。

   ☆√   

  芒揺れ湯加減のつき合奉行 二健
  星降り芒跨がる猫馳せり 矢子

          ☆√

二健様。そのお星様を、お捕まえ下さい。
器星です。秋夜酒を、ご堪能下さい。
月見豆。雲の、肘掛け。
ごゆるり、ごゆるら。お寛ぎ下さい。
        
お星様の、去った、いま。
猫様の面影を、遠くの
雲の姿に、感じます。

二健様。糸瓜筒のお酒と、器星。
富士の山を、ぐるり、一周。
如何ですか。

矢子
Posted by yaco at 2006年09月27日 08:12
矢子様、おはようございます。

引越し前のオレンジの家も思い出の園となりました。
アンパン、ヨウカン、アマナットウも好物ですから、
ここの漉餡色の壁の家も、終生棲み馴染めそうです。
二人の新居ということで、たいへんおめでたいです。
しかし矢子姫と天狗奴という関係は相変わらずです。
侍従兼管理人でもあります。叶わぬ目標は王子です。
ただし所帯持ちかつ実年齢がいっちゃってますので、
やはり夜空での出来事ということも相変わらずです。

器月の湯加減は温めがいいです。
あの舟歌が聞こえてきます。
子供がすっと入れるくらいな温めです。
子供に帰った湯浴みです。

星を見上げていると
星が落ちたのが見えました。
こちらへ飛んできたようです。
器星だったのですか。
天狗奴はスターフルーツという果物を
食べたことがあります。       ^
なるほど切り口が星型なのです。  ^
小さな星の器にもなります。   ^
              ★^   ^
  星降り芒跨がる猫馳せり  矢子 ^
  星型の切り口の実を添えにけり ^二健
               ★^
星型と言えばオクラでしょうか。
「輪切りでは星型星の中に種」と詠むとオクラが
連想できると思います。言わずに言う術です。

秋夜酒で寛いでいて、そんなことを思いました。
富士の山を一周するのですか。
それは天狗にとって、
朝飯前のお茶の子さいさいです。
ですが、未だかつてやったことがございません。
矢子様、お先にどうぞ。

〜二健
Posted by 二健 at 2006年09月29日 11:47

二健様、こんばんは。

雨のうたが、深秋へと急ぐ
足音のように、聴こえて参ります。
季節が、熟していくとき。
何故か、こころが、疼きます。

 ほろほろ飲めば ほろほろと
 心がすすり 泣いている

矢子は、二健様のように、飛べませんので
ひとひらの、ちいさな、雲の椅子に腰掛けて
ふわり。出掛けて参ります。
二健様の、きらきらオクラの、お句を
口遊みながら、お星様のような、雨を
呼びながら。

レースカーテンのような、霧雨が
矢子の回りを、さらさらと舞い
矢子をのせた、椅子は、七色に輝く
白い音に包まれて、富士の山を
ひらひらと、眺めます。

         。 
          。○。。 
        。。 。○。 。 
          。○。 
               。○。

 星型の切り口の実を添えにけり  二健
 木犀や夢現編み込む不二の襟  矢子
    
  。。○。  。○。
   ○。。 
    。。 。 
      。○

雨の音は、金木犀の馨りを、矢子に
そっと、運んできてくれました。
雨の粒は、銀木犀の姿を、矢子に
そっと、教えにきてくれました。

矢子の、睫毛に戯れる、ちいさな、雨粒。
矢子が、瞬きをしたならば
二健様は、その、一瞬のうちに
お山を、ぐるり。一周
なさっていることでしょう。きっと。

矢子
Posted by 矢子 at 2006年10月05日 19:09
矢子様、おはようございます。
すっかりご無沙汰しました。
すっかり肌寒い日々となってしまいました。
天狗奴は、山一周のつもりだったのですが、
遠い星での豊年祭に呼ばれて、
彼方此方飛び回っておりました。
行く処行く処、もてなされて
お神酒を振舞われ、酩酊状態でした。

矢子様にとっては、お変わりありませんか。
天狗奴はやっとほとぼりが覚めました。
そしてこの漉餡色の園に戻って来られました。
植え込みで虫がチロチロ鳴いております。
足元をくすぐる水引や凭れかかる萩。
雨後の輝きや、散歩の犬とのすれ違い。
向日葵の顔がやつれて重たそうです。
そんな向日葵相手の迎え酒の一時。

  木犀や夢現編み込む不二の襟  矢子
  天狗又道草秋の遠足よ  二健

矢子様の宿した雨粒が帰ってゆきます。
もう雨粒はどこにも見当たりません。
雨粒は、雲の羊となって浮いています。
羊はきっと金と銀の木犀の香りを
宿していることでしょう。
今度降る雨を待ちわびます。
もうその香りはなくなっていても、
雲の椅子に腰掛けた矢子様の姿を
うっすらと孕んでいるでしょう。
そしたら天狗奴は、ついさっき体験したことを
誇張した自慢話に花を咲かせることでしょう。

かんらからから
かんらからから
※※☆☆☆zzz

〜二健 -305
Posted by 二健 at 2006年10月22日 08:27
二健様、こんばんは。

お帰りなさいませ。

二健様の、お留守中。
矢子は、新居の傍の、小川に赴き
森に遊び、渡り鳥たちの、物語りに
戯れ、秋霖の運ぶ、馨しい歌に
身を沈めて参りました。

       。     
        。●。○●。
            。

たらりらら。パレット色の、衣着た
木の葉を集め、両腕に
たらりりり。秋風模様の、反物を
かたかたこっとん、織りました。

たらるれれ。紫の実に、茶色い実。
赤い実、ころころ、黄色い実。
たらりろろ。木の実を集め、両腕に
繋げました、首飾り。

     。     
  。●。○●。
      。

移り行く、季節に降り注ぐ
ちいさな、光の、粒たちを
破れ芭蕉の、額に、飾り
暫し、眺め入っておりました。

  天狗又道草秋の遠足よ  二健
  からり風秋霖額縁に収め 矢子

          。     
      。●。○●。
         。

矢子は、ふわり。羊たちと、草雲を
お散歩して参ります。二健様は
ごゆるり。旅の疲れを、癒して下さい。
矢子が、戻りましたら、二健様の
遠い星の、豊年祭のこと。
かんらからから。花咲かせ
かんらからから。お聞かせ下さいな。

矢子



Posted by 矢子 at 2006年10月26日 18:30
矢子様、おはようございます。

秋の風から、冬の風。
道端に散るプラタナスの葉。
落ち葉となってプラプラと、
タタタタタタとなす術なし。
自由気ままな落ち葉旅。
背に腹に、裏返り、裏返り、
身の上の話しのような、
落ち葉の季節、小六月。

矢子様、又しても遠出しておりました。
でも一人遊びが得意な矢子様、
心おきなく遊んできました。
落ち葉のように積もる話しもありますが、
積もり過ぎて、何が何やら判別も
整理整頓も頓挫してしまった天狗奴です。
落ち葉は掻き集めて焚火にしましょうか。
焚火の煙の色も匂いも、
遠い昔に橋を渡してくれます。
遠い所へ橋を渡してくれます。
遠い昔も、遠い所も、
私にとっての近い心が息づいています。
遠いからこそ近いのかも知れません。
近いからこそ遠いのかも知れません。
そんな焚火に手を翳したい季節です。

  からり風秋霖額縁に収め  矢子
  焚火から遠い貴方の首飾り  二健

矢子様の首飾り、色とりどりの実の首飾り。
パラパラと実った紫式部、蔓梅もどき。
そのまま光の粒を孕んだ首飾り。

♪青い鳥小鳥 なぜなぜ青い
 青い実を食べた

 赤い花小花 なぜなぜ赤い
 赤い種でした♪

‘草雲’ここから草雲雀に思いを馳せ、
しばしその愛らしい鳴き声を呼び戻してみました。
フィリリリリリリ、フィリリリリリリ、と。

〜二健

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PS.もう冬になってしまいましたので、
この「花月相聞 '06秋」の記事はそのままにして、
「花月相聞 '06冬」を作りたいと思います。-387
Posted by 二健 at 2006年11月08日 02:41
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