2007年01月01日

花月相聞 '07冬

2006年11月08日付「花月相聞 '06冬」から、この記事へ引き続きます。
posted by 二健 at 18:18| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 交換日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
矢子様、新年おめでとうございます。

去年の冬至の日からだいぶ経ちました。
柚子がぷかぷか転がった日でした。
皮を削って刻んでお酒のお湯割りにした日でした。
茶碗の底で泳ぐ柚子の色香を楽しみました。
お酒は昆布焼酎。矢子様の黒髪も香ります。

 * 
   *
 淋しさや餅空つつく子猫の音  矢子
 元旦の茶碗重なるしじまかな  二健
       * 
         *

しじまからしじまへ星が流れます。
死んだように眠る死島でしょうか。
次元のことなる四次間でしょうか。
夜の帳が下り、宴も果て、
寝静まった闇を照らす消し忘れの
灯りの淋しさでしょうか。
しじまの星は、
眠る矢子様の許へ消えました。

二健
Posted by 二健 at 2007年01月02日 03:43
二健様、あけましておめでとうございます。

あたらしく、うまれた年。ふるい年に、幾日かの
毛が生えました。此処彼処。すっかり、あたらしい
お顔です。その、あたらしい、お顔を、輝かせたり
曇らせたり。矢子は、あたらしい、お顔の、輪郭が
薄くなっていく様子を。餅花の色の
濃くなっていく様子を、ぼわり。眺めております。
                        ☆
今年も、どうぞ。よろしくお願い致します。

       ☆   
             ☆

ひゅるり。こちらに向かって、流れてくる
光を、感じます。矢子は、お目目を開きました。
しじまの、お星様は、二健様の、羽子でした。

          ☆  
       ☆

  元旦の茶碗重なるしじまかな  二健
  はねつくやしじましましまよこしまの  矢子

              ☆

羽子は、しゅるり。矢子の、羽子板に
吸い込まれていきました。         ☆
羽子も、羽子板も、しじまのなか。
二健様も、矢子も、しじまのなか。
ぷかり。浮かんだ、しじまのなかです。

    ☆

静まり返った、世界。文字のなかで、こころの、詞が
ゆらり。連なる、二健様と、矢子の、世界です。

矢子
Posted by 矢子 at 2007年01月05日 18:03
矢子さま、こんばんは。
旧正月が過ぎ、節分が過ぎ、立春がやってきました。

宙に舞った羽子板に飛び乗って、
しじまに身を任せ、漂っていたようです。
暗いしじまは、ほわほわと暖かいので眠ってしまいました。
目覚めると、辺りは薄明るくて静かでした。
隣には繕い物をしている乙女がおりました。
                         *
                   *
  はねつくやしじましましまよこしまの  矢子
  はりおとにねむりむりおしおにやらい  二健
        *
           *
     *
言の葉と
文字の調べ

野山に潤い
色香を渡り
悉く枯れ
潔く散り
地に積もる

地に居て
地に足を着けず
浮かせ
潜り
蝶に
蚯蚓に
身を預け

餌を乞い
愛を求め
日に舞い
月に眠り

言の葉は舞い
文字は連なる

つらつら眠る矢子様
脇で舞い上がる二健

二健
Posted by 二健 at 2007年02月04日 18:31
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/30649739
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
_________________________________________
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。